SWSPでは今年はサケ稚魚が川を下る3月~5月上旬に、稚魚の降河状況を調べるために稚魚調査を行っています。
今回は稚魚調査について少し紹介したいと思います!
●調査地点:豊平川の環状北大橋付近
この辺りがサケが産卵する最も下流の場所のため、野生魚・放流魚全ての個体を対象に調査ができます。
●調査方法
川の中に網をいれます。この時期は融雪の時期なので、増水している時はあっという間に落ち葉や枝で網の中がいっぱいになってしまいます。
網の状況を観察しながらいいタイミングで引き上げます。
網を引き揚げます。稚魚がいないか慎重に観察します。
茶色の落ち葉の中、ライトに照らされて光るサケ稚魚が見えたときは「いた!」と歓声があがります。
採捕したサケ稚魚。豊平川では日没後にピークでサケ稚魚が採れます。
現在定期的な調査に加え、放流後にも調査を行っています。
どんな稚魚がどんな時間帯に川を下っていて、なぜこのような行動をするのか解明したいと思います。
調査結果は随時とりまとめています。
結果がまとまりましたら、ニュースレターや市民フォーラムで皆様にご報告したいと思いますので楽しみにされてください!