SWSPでは産卵環境改善のための取り組みの一つとして、10月31日(土)に「産卵場造成作業」を行いました。
サケは産卵するときは自分で河床を掘って作った穴に産卵します。しかし、現在の豊平川は川にある石の間に泥が詰まっていたりして、サケが穴を掘れない場所がいくつかあります。
そこでSWSPではサケが産卵できるように、河床をほぐす「産卵場造成作業」を行いました。
場所は平和大橋の上流で、下の左側の写真になります。作業ではスコップなどを使って掘り起こして河床をほぐしていきました。
当日の水温は6度でしたが、動いていると気にならないくらい一生懸命作業をしてきました。
下の写真が作業前後の写真です。左が作業前、右が作業後です。
左側の作業前の写真では、泥が石の間に詰まって人の手でもなかなか掘り起こせないくらいにしめ固まっていました。
右側の作業後の写真では、石がきれいになっていて歩くと石が動きフカフカになっていました。これならサケでも穴を掘れそうです。
今後は、今回作った産卵場をサケが利用してくれているか調査する予定です。
結果が出たらお知らせしますので、楽しみにしてくださいね。