11月3日午後、「札幌市豊平川さけ科学館30周年記念フォーラム」(同科学館主催、SWSPなど共催)を札幌国際ホールで開催しました。114人がご来場くださり、用意の椅子席が足りなくなるほどの盛況ぶりでした。ご来場のみなさま、またご支援くださった関係機関のみなさま、まことにありがとうございました。
SWSPはこの中で、「地域の生物多様性を重視し、豊平川で野生サケの割合をいま以上に増やしていきたい」というアイディアを初めてお披露目しました。これまで長年にわたって親しまれてきた「カムバックサーモン運動」を大きく刷新しようという提案だけに、これが札幌市民のみなさんにどんなふうに受け止めてもらえるか、不安がなかったわけではありません。
しかし、これまでの歴史も踏まえたうえで、今後、より積極的にサケとの関わりを深めていこうとする方向性を、ご来場のみなさんの多くが肯定くださったように思います。実現のための具体的なアクションプランや、乗り越えるべき課題などについて、会場からも多くのご示唆をいただくことができました。
市民施設・さけ科学館オープンから30年の節目に、こんなふうに大勢のみなさんに期待を寄せられながら「リスタート」を切れたのは、SWSPにとっても、このうえない喜びです。この熱気を長続きさせつつ、みなさまとともにプロジェクトを前進させていきたいと思います。
フォーラムの詳しい模様は、近日中に改めてご報告する予定です。どうぞお楽しみにお待ちください。